食品のカルシウムで丈夫な骨を作ろう!

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ミットソースゆうめん

 

カルシウムは私たちの体にとって

大切な働きをしています。

 カルシウムは、各種ホルモンの分泌や作用、筋肉の収縮、血液の凝固、情報の伝達など、からだのあらゆる細胞の機能を調節しています。生命維持に欠かせないたいせつな栄養素です。血液中のカルシウム濃度は、たえず一定にたもたれなければなりません。

  骨は、私たちの体の土台であるとともに、カルシウム貯蔵庫の役目もしています。体内にはカルシウムが成人女性で約1000グラム、成人男性で約1200グラムあります。カルシウムの99%は骨にあり、血液中のカルシウムが不足しそうな場合は、すぐにカルシウムをとりだせる仕組みになっています。

カルシウム摂取は不足状態

 人体の構成元素には、有機質の炭素、水素、酸素、窒素に次いで、無機質のカルシウムがあり、人体の1.5〜2.0%を占め、体重60kgの人で約1kgになります。

 人体のカルシウムの約99%は、リン酸塩や炭酸塩として骨や歯に含まれ、残りの約1%は筋肉や神経・血液などに含まれていて、生体及び細胞の機能に不可欠なミネラルです。

 その働きについては、不足すると【骨粗しょう症】になる程度の認識の方が多く、日本人の場合、国民栄養調査の数値は、不足状態が現状でも続いている唯一の栄養素で、その所要量は、世界各国の中でも最低水準と言われています。

 昭和39年の『学校給食用牛乳供給事業の実施について』文部・農林両事務次官通達によって牛乳飲用が促進され、牛乳類の消費量が大きく伸び、カルシウムの摂取量も増えてきましたが、昭和45年頃から伸び率が鈍化して1日600mgの成人女性所要量に、未だに達していません。

 児童・生徒についても、最近の日本体育・学校健康センターの調査では、成長期の大切な時期にしては、十分な摂取状況とはいえず、特に給食のない日には、調査対象となった小学5年生の男女、中学2年生の男女とも、大幅なカルシウム摂取不足となっていて、学校教育現場や児童・生徒を持つ家庭に対し、改善の啓発が大切と考えられます。

骨はカルシウムの貯蔵庫

 人間の骨量は、体の成長とともに増加し、思春期に急成長して、女性では18歳頃、男性では20歳位にピーク(ピーク・ボーン・マス{最大骨量})を迎えると言われています。個人によって差があることや、大人で206本ある骨の部位によっても差があるのは当然です。

 大昔、地球上の生命は海の中で誕生し、やがて一部の生命体が陸上で生活するために進化した有名な話があります。それは、陸上でカルシウム摂取が不足した時でも生命維持できるように、カルシウムを体(骨)に貯えるメカニズムを進化の過程で得られたため、海から陸上に一部の生命体が移動できたと言うことです。

 このカルシウム摂取が不足した時に、骨から取り出して補うメカニズムは、私達、人間の体にも生きています。具体的には血液のカルシウム濃度が一定に保たれるシステムで、カルシウム摂取が多い時には貯骨して、不足すると骨から溶け出させて体内に運ぶことになります。したがって、成長期に必要なカルシウム摂取が出来ないと、ピーク・ボーン・マス{最大骨量}が十分に上がらない状態となって、加齢による骨量の減少から、【骨粗しょう症】になる危険が早くなってしまいます。

 最近では20歳前後の若い(特に女性)の中にも骨量が少なく、既に50〜60歳程度の骨量しかない人が、骨密度測定の結果、一部ですが見られる状況です。

骨が正常に生まれ変わる条件

人体の骨は、カルシウムだけでなく、たんぱく質、リン、マグネシウムなどで構成され、特に骨中のカルシウムは、人体を支える強靱性を骨に与えるうえで重要な働きをしています。また、脳や内臓などを衝撃から守る役割やカルシウムの貯蔵庫という役割もあり、それぞれ体にとって重要な働きをしています。

この骨は、20歳を過ぎても生きている間は、毎日、少しづつ【破骨細胞】によって壊され、【骨芽細胞】によって新しく作り変えられています。事実、骨折しても骨がくっついて元に戻ることからも分かります。しかし、 骨が正常に生まれ変わるには、 幾つかの条件が必要のようです。その主要な内容と理由を考えてみましょう。

【1】 カルシウムを毎日、必ずいろいろな食品から摂ることが第一です。 最近の食生活では、骨ごと食べる小魚や海藻の摂取が少なくなったため、牛乳・乳製品を除くと成人でもカルシウムの摂取量が300mg〜400mg程度の方も少なくないようです。牛乳・乳製品を毎日200ml〜400ml摂取すれば、所要量をほぼ満たすことができます。

【2】 ビタミンDの多くは、日光にあたることで、 紫外線によって皮膚で合成され、体内のカルシウムの再利用促進やカルシウムの吸収率を上げる作用があります(近年は紫外線が強くなってきたので、長時間、日光にあたり過ぎるのは注意が必要と言われています。)。

【3】 適度な運動で、骨に刺激を与えると、 カルシウムが骨に吸収されやすくなります。また、骨の強さは、骨の回りの筋肉が補強してくれることもあるため、適度な運動による筋肉の量や強さを増すことも必要です。さらに運動能力の向上によって、転ぶ確立が減り、転倒による骨折率の低下も期待できます。

【4】 カルシウムは消化吸収されにくい栄養素で、 平均的吸収率で牛乳40%、小魚33%、野菜19%と言われています。牛乳にはカルシウムの一部がそのまま吸収されるイオン状態で含まれていること、CPP(カゼイン・ホスホ・ペプチド)や乳糖が吸収率を上げると言われています。また牛乳は、他の食品のカルシウムを一緒に食べることで吸収率を上げると考えられています。

カルシウムを食品から充分摂る、日光に適度にあたる、そして適度な運動をしてカルシウムの吸収率を上げ、十分な睡眠をとることで、成長期だけでなく、大人になっても強固な骨を維持することができます。

カルシウム食品の摂り方

 乳歯は生後5〜6カ月で生えはじめ、2年半位で上下10本ずつ、合計20本が生え揃うと言われています。そのときから、牛乳とゆうめんミールのお粥を1日1食をお勧めます。

 5歳の乳歯では、主原因が親の目の届かない間食で、『むし歯』が90%にも急増してる事実が最近の傾向と言われています。乳歯の時にむし歯が多いと生活習慣が変わらない限り、引き続いて生える永久歯もむし歯になりやすく、その結果、食物の咀嚼(そしゃく)回数の減少によつて、脳の働きの低下、顎や顔の成長阻害、心身の正常な発育まで影響を及ぼすとまで考えられています。このような現象を防ぐために、ゆうめんミールとゆうめん乾麺を1日1食を食べましょう。

 永久歯を支える歯周組織の歯槽骨などの骨は生まれ変わっているので、骨と同様にカルシウムなどを十分に摂ることが、特に幼児期から20歳位までは大切と言えます。

 ところで、カルシウムを多く含む食品は、牛乳・乳製品、干しエビ、丸干し(うるめイワシ)などの骨や殻も一緒に食べられる小魚類、ひじき等の海藻(草)類、小松菜・かぷの葉・大根の葉・つるむらさき等の緑黄色野菜、それに大豆等を含む大豆製品やごま等があげられますが、牛乳の2倍カルシウムを含まれたゆうめんから摂るのがいいでしょう。

 日本の場合、火山灰土のため、もともと土壌にカルシウムが少なく、そこに育つ野菜などや水などにもカルシウムが少ないので、カルシウムを十分に摂るにはそれぞれが工夫して、どのような食品から毎日摂取するか、他の国より努力が必要と言われています。内モンゴルからの高原自然食品ーゆうめんの上陸はその努力の一つになるでしょう。

カルシウムの神秘な働き

 人間の体内のカルシウムのうち、約99%が存在する骨や歯でのカルシウムの主な働きについて見てきましたが、この項では 残りの1%の、体内での主要な働き を見てみましょう。

第1に、 体内での血液中のカルシウム濃度は、 副甲状腺ホルモンをはじめとした、カルシウム濃度調節ホルモンによって厳格に管理され、毎日のカルシウム摂取量が不足すると、骨からカルシウムを取り出して、カルシウムの必要な組織・細胞に運ぶことになります。
__ このため、カルシウム摂取の不足状態が続くと、骨の組織が大根に鬆(す)が入ったようになることで骨折を起こして、寝たきりになる、いわゆる【骨粗鬆(しょう)症】になりやすくなります。当然成長期では、骨や歯が充分に発育できない状況が生まれます。体という字は、以前、『體』と書いたことからもうなずけることで、カルシウムをきちんと摂って骨が豊かな健康美を目指したいものです。

第2は、 カルシウムには筋肉の収縮に欠かせない働きがあり、 特に心臓の筋肉細胞は、カルシウムが少なくなり過ぎると、動かなくなることが分かっています。生命の死に関係する生命体の基本的な働きにカルシウムが深く関わっているのです。また、他組織の筋肉の収縮にも同様な関わりを持っているので、運動選手などは、普通の人よりカルシウムを多く摂る必要があるといえます。

第3は、 神経細胞の働きに関与しているとされ、 脳から人間の動作について指令が出され、私達は体を動かすことができます、この神経伝達がスムーズにいくことにカルシウムが関わっています。
__ また、カルシウムには神経の興奮を静める作用もあると言われ、カルシウム摂取不足の人は、イライラしやすかったり、神経が過敏になることが知られています。

第4は、 体外や体内で出血した血液の凝固に関与したり、 細胞の分裂・増殖・分化の関与、内分泌(各種ホルモン)や外分泌(唾液・胃液・膵液など)に関与するなど、人間のあらゆる生命体の活動に関わる栄養素と言われています。

第5は、 カルシウム摂取不足が続くと、 骨からカルシウムが取り出されますが、この取り出されたカルシウムが血管壁などの軟部組織に沈着することにより、細胞内のカルシウム濃度が増加し、高血圧、動脈硬化、糖尿病などの生活習慣病の原因となり、細胞の機能が一般に低下して老化現象を招くことも、段々と分かってきています。

健康で長く活力ある人生を送るためには、小魚・野菜・大豆・海藻などでも不足しがちなカルシウムを上手に摂りたいものです。 なお、食品以外のカルシウム錠剤などは、服用しすぎると許容上限摂取量を上回る可能性もありますので、食品以外からの摂取は専門家の指導を受ける等の注意が大切と言われています。

 

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